被害者が道路に寝ていた交通事故

Q、車道に酔っ払って寝ていた被害者を轢いてしまった交通事故では加害者の過失が100%になってしまうでしょうか?

このような質問をするのもおこがましいかもしれませんが、僕は交通事故の加害者になりました。
ひどい台風の夜で遅くまで仕事をしていたのですが、ようやく仕事が終わり夜中の1時頃帰宅しました雨と風がひどく雷も鳴っている日で、前を見るのがやっとな状態の中、15キロ程度で家の近所の道を走っていたところ車に今まで感じたことのないような衝撃があったのですぐに車を止めて周辺を見渡してみました。

最初は気がつかなかったのですが、なんと歩行者の方がお酒に酔った状態で道路に寝ていて、その方の足を僕は引いてしまいました。
僕自身の車は軽自動車で、なおかつスピードが出ていなかったため、幸いにも被害者の方が骨折などもなく少々足が痛いと言っているだけだったのですが、その場ですぐに警察を呼んで実況見分を行ってもらいました。
被害者の方は実況見分が終わってもお酒に酔っていて呂律の回らないような状態だったのですが2日ほど後になり、被害者の方から連絡が入って、先方は歩行者であり、こちらは車両だったため過失はこちら100%になるはずだから、これから病院に通うお金や痛みがあって仕事を休むお金をすべて保証しろと言われました。

僕はひとまず事故が起きた当時、警察は呼びましたが保険会社スタッフには連絡を入れていません。
なぜならば、被害者の方が特に骨折などをしておらず僕の車も大きな損傷などがなかったためわざわざ保険会社に連絡を入れることでもないと思ったからです。
しかし被害者の方からこのように言われてしまい、今後の保証問題についてとても困っています。
確かに僕は車両で被害者の方をひいてしまった状態ですが、そもそも台風の夜に車道に人が寝てなんて思わないし、車道に寝ること自体、命の危険を顧みず行っている行動なのにやはりドライバーである僕が100%過失を負わなくてはならないのかと不思議に思っています。
先方の言うように通院費用や先方が仕事を休んだ場合の保証についても、僕は今後、自腹を切って全て保証しなければならないのでしょうか。

A、まずは保険会社に連絡を入れて確認しましょう。

基本的に、こうした車道で寝転んでいたケースでの交通事故は歩行者にも過失があるとみなされます。
ただし過失そのものは警察はが決めるものではなく、あくまでも保険会社が決めるものですから、まずはご自身が加入している保険会社に報告を入れることが大切です。
その上で保険会社と被害者の方と話し合いをしてもらうと良いでしょう。
ただし交通事故から時間が経過しているので、保険会社が対応してくれないようなケースもあります。

あくまでも事故が起きた当時、保険会社を呼んでいないと保証問題などについて対応してくれないケースがありますので、そういった場合には直接被害者の方と話し合いをするしかありません。
その際にはこのような交通事故に詳しい弁護士さんを間に立てて話し合いをしていきましょう。
過失問題については前述の通り被害者となる方にも幾分かの過失が決まるはずです。
本来寝てはいけない道路上に寝ていたということでドライバーが100%過失を負う必要はありません。

また通院などに関しても今後の通院履歴をすべて診断書や領収書などで提出してもらった上で、最終的に双方での過失相殺を行い質問者様の過失割合に従って保証する金額を決めるようにしましょう。
100%悪いと言う結果にはなりませんから、今の段階で全てを保証しますと先方に答える必要はありません。
まずは保険会社との話し合いを行ってそれがダメならば、弁護士さんに相談しましょう。